境界線から少しはみ出してしまう庭木(シャリンバイ)を移植しました。
今回はお隣がアパート建設中とのことで
本来「常緑樹」の移植時期は、おおまかに春と秋ですが、
どうしても、時期を選べません。
その場合は、根の太さや張り具合、葉や土の状態などを見極め、
移植が可能かどうか判断します。
(もちろん、枯れそうな木は依頼があっても断ります。)
「三つ掛け」という方法で、「根巻き(ねまき)」を行いました。
重い庭木を移動するには、石組みでも使用した「三又(さんまた)」を使います。
中谷さんの所持する「四輪車」で、大きな木も楽々、移動出来ました。
3人で作業し、はかどったので「ヤマモモ」も追加で1本移植が出来ました。
木の移植は、土の掘り起こし・穴埋め・根巻き(ねまき)など
結構な人力のマンパワーが必要です。
しかし、それだけに移植をしてみると
「こんなに良い木だったかな?」
「うちの庭、こんなに広かったかな?」
と思えるほど、配置替えによる視覚効果はバツグンです。
お隣の敷地内に葉が落ちて困るご相談のほかに、
是非、庭木の配置も、少し考えてみると新しい発見があるかもしれません。
※「落葉樹」は、常緑樹とは逆で、葉の落ちた休眠期の冬に移植します。





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